前回語ったのは黒赤2色でシールドデッキを組むことの恐怖。次はドラフトに入りたい。

シナジーが重要なのは周知だが、時のらせんでもデッキのシナジーは組み込める。白のスペルで押したり、赤や黒の除去を使えるのもいいが、何か違ったことをしてみると得られるものがあるかもしれない。

ということで青緑。

神河でドラフトしていた時期でもスピリットクラフトを軸とした強力な青緑デッキが存在したが、今回は待機がその役を担う。

青緑 待機

クリーチャー 15

1 Crookclaw Transmuter
2 Durkwood Baloth
2 Errant Ephemeron
1 Fathom Seer
1 Greenseeker
2 Looter Il-kor
1 Penumbra Spider
1 Spitting Slug
2 Thallid Germinator
2 Thallid Shell-dweller

スペル 7

1 Prismatic Lens
1 Cancel
1 Clockspinning
2 Snapback
1 Think Twice
1 Ancestral Vision

土地17

9 森
8 島

土地は適当なんだけれど、だいたいこんなところ。(訳注:39枚しかない)

こういうデッキでの理想的な動きは、

1、2ターン目にsuspendでクリーチャーをプレイ。Errant EphemeronやDurkwood Balothsなどがキーパーツになり、(特にEphemeronは初手取りに値するカードで、取り合いになるかもしれない。)

最初に出すクリーチャーはディフェンスに使うことが多い。1ターン目にベイロス、 2ターン目にhallid Shell-Dweller。うまくいけば3ターン目に取り消しを構えたり、変異なり3マナクリーチャーを出したりできる。

あとは待機が終わるのを待って殴りにいく。

動きにかみ合うClockspinningは素晴らしいが、必須と言うほどではない。後から回ってくることも多いと思われるので、焦ってとることはないし、2枚目も必要はない。

Clockspinningは待機のカウンター減らしにも便利だが、終盤になっても苗木カウンター増産に役に立つ。たとえば8マナとClockspinning、苗木カウンターを出すクリーチャーがあれば毎ターントークンを生産可能だ。これでアーボーグの邪眼も怖くないはず。

環境が始まったばかりということもあり、このアーキタイプでの具体的なピック順位については避けておきたい。青緑をやるなら以下のパーツが必要になるだろう。

1) 待機の大きなクリーチャー (Errant Ephemeron, Durkwood Baloth)
2) 安くて強力な 苗木発生パーツ(数は多いが、Thallid Shell-Dwellersは押さえておきたい)
3) システムクリーチャーとフライヤー (Greenseeker、Looter Il-Korsなど。 3マナ2/2 飛行、5マナ3/3飛行が弱いはずはない)
4) Clockspinning
5) カードドロー (Think Twice や Careful Consideration 。クリーチャーなら Fathom Seer や Looter Il-Kor)
6) バウンス (優先順位は高めかもしれない)
7) 他のパーツ、クリーチャーなど

戦えるレベルの青緑がどのようになるかについては・・・緑は過小評価されがちだが、青のスペルは意外に人気なこともあり、青緑の待機デッキは意外に難しいかもしれない。Errant Ephemeron は特に早く押さえておこう。

最後に、もう一つのリストを。

クリーチャー 15

1 Crookclaw Transmuter
1 Drifter Il-dal
2 Durkwood Baloth
1 Errant Ephemeron
1 Fathom Seer
2 Greenseeker
1 Penumbra Spider
2 Slipstream Serpent
1 Spiketail Drakeling
1 Spinneret Sliver
1 Thallid Germinator
1 Wormwood Dryad

スペル 8

1 Weatherseed Totem
1 Clockspinning
1 Mystical Teachings
3 Think Twice
1 Ancestral Vision
1 Temporal Eddy

土地 17

8 Forest
9 Island

デッキに入る待機クリーチャーの数だが、3枚なら申し分なく動き、4枚でも悪くない。5枚以上は試したことがないのでわからない。

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