http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mf201

Mike Floresの記事を扱うのは Who’s the Beatdown? 以来と、実に久しぶり。
このサイトの更新自体が久しぶりですね、ごめんなさい。

以下適当に。デッキリストはリンク先から参照してください。

先週のグランプリ、バーミンガムのトップ8の分布は以下の通り。

鏡編み入りキスキン  3(優勝)
フェアリー        3
Quick ’n Toast   1
エレメンタル       1

スタンダードの流れを汲んで、大多数を占めたのはフェアリー。
キスキンはスタンダードにもありましたが、トークン大量生産、俊速で出るロード、
そして鏡編みと趣がだいぶ違います。残った2つは5色デッキで、
Quick’n’ToastはWafo-Tapaがハリウッドで使ったデッキをブロック構築に
直したもので、デッキ作成者はもちろんWafo-Tapaその人。

・キスキン

従来の白ウィニーと違うところは、このアーキタイプとしてはマナバランスが重めで、土地が多く入っているところ。ひなびた小村みたいに「たまに土地」扱いなのもあります。
また、コンバットトリックと決定力が違うこと。

クリーチャー全てでアタック、鏡編みをシスルダウンのしもべや皺だらけの主に・・・うっかり通すとダメージが恐ろしい事になります。メドウグレインの騎士は、部族シナジーを考えるとMtG史上最強の2マナクリーチャーかもしれません。

・フェアリー

スタンダードのデッキとほとんど変化がありません。
ルーンのほつれ→砕かれた野望、祖先の幻視→思案くらいですね。

(編注:元の文も短いですが、まとめると2行になってしまう・・・書くことがない)

・Quick ’n Toast

アドバンテージ内蔵クリーチャーで詰まったデッキ。
クリーチャー除去の叫び大口、カードドローの熟考漂い、対空用の雲打ち、頑強付きの台所の嫌がらせ屋、羽毛覆いすらもサプライズブロッカーとしてアドバンテージを取れます。

スペルもアドバンテージ用のカードで構成され、その場に応じて必要なカードを持ってくるその場しのぎの人形、ボードコントロール、そして大量のカードを引ける思考の泉。(使用者のBucherによると、これが一番大事だとか)

このデッキのすごいところが、サイドボードから欲しいカードを運用できるところ。赤緑両方使える炎渦竜巻、雲打ちの4枚目、質素な命令に思考の粉砕・・・
ええ、これ青いデッキですよ?

・エレメンタル

1ターン目、炎族の先触れ。
2ターン目、煙束ね。
3ターン目、概念の群れ!

このデッキなら簡単に概念の群れが出ます。速攻・警戒・トランプルとアクローマっぽい殴り方ができたり、デッキに満載されてる想起メカニズムと実に噛み合います。

Quick ’n Toastやエレメンタルを使う時のご注意を。
キスキン相手の時、雲打ちは幽体の行列からのトークンをなぎ倒せるかに見えますが・・・
スピリットトークン3体でアタック→雲打ち想起→では雲打ちが出たら鏡編み、対象は雲打ちで・・・→合掌。

新しいフォーマットのいいところは新鮮なこと。新しいデッキリストの骨格、ツール、出発点、試してみるべきこと・・・やれることに限界はありません。果たして鏡編み入りキスキンがPTQや夏のグランプリシーズンの顔になるのか、そして緑白アグロデッキの復権はなるのか?

ベルリン行きへの健闘を祈る!

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